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第18回あおもり産木材活用建築コンテスト
コンテスト概要
安全・安心で良質な県産材を使用した住宅、非住宅施設を広く県民の皆様に知っていただくことにより、県産材の需要を拡大し、地産地消の推進と林業・木材産業及び木造住宅産業の活性化が図られることを目的としたコンテストです。
受賞作品
木づかい大賞(知事賞)
住宅新築部門 作品名:多賀台の家 受賞者:1952HINOKIYA一級建築士事務所 有限会社赤穂工務店

木づかい賞
住宅新築部門 作品名:本物の素材に囲まれて暮らす心地よさ 受賞者:企業組合県木住
非住宅木質化部門 作品名:八戸港フェリーターミナル 受賞者:株式会社プラスニューオフィス

審査員特別賞
住宅新築部門 作品名:無垢材や漆喰の自然素材に囲まれた十二間の住宅 受賞者:齊藤工建

県民投票賞
住宅新築部門 作品名:自然体で暮らせる、木を感じるちいさな住まい 受賞者:有限会社日沢建設

住宅新築部門
木づかい大賞 (知事賞)
多賀台の家
応募者:
1952HINOKIYA一級建築士事務所
有限会社赤穂工務店
【講評】
この作品は、外壁の一部や玄関ドア、土台等に耐久性・防虫性に優れた青森ヒバ、階段やフローリング、天井、造作材などには柔らかく温かみのある風合いが特徴の県産スギがふんだんに使用された住宅となっています。
また、木の温もりと薪ストーブや土間コンクリート、漆喰壁などの自然素材の持つ高い蓄熱・調湿機能も相まって、快適かつ安心できる住空間として設計されています。
地域の木材と地元職人による技術が最大限に生かされており、県産材を適材適所に使用した居心地のよい空間づくりが、建築物への県産材使用の優良事例として高く評価され、大賞に選出されました。
木づかい賞
本物の素材に囲まれて暮らす心地よさ
応募者:
企業組合県木住
【講評】
この作品は、県産材やホタテ貝殻粉末入りの漆喰、土佐和紙、サーキュラーコットンボードなどこだわりの素材が各所に用いられた料理教室併用の住宅となっています。
外壁は紺色の金属サイディングとスギ板の組合せでシックな雰囲気に仕上げられています。一方、内装は自然塗料を塗布したスギ板のフローリングや漆喰壁など全体的に穏やかな色調でまとめられ、間接照明の効果もあり、落ち着きのある空間となっています。
県産材をふんだんに用いられており、施主と工務店とがこだわりのある自然素材と調和のとれた住宅を二人三脚で作り上げた点が評価され、木づかい賞に選出されました。
審査員特別賞
無垢材や漆喰の自然素材に囲まれた十二間の住宅
応募者:齊藤工建
【講評】
この作品は、雪にも合う白を基調とした塗壁仕上げとホワイトサイディングに加え、県産スギとレッドシダーでコントラストをつけた外観が目を引く住宅となっています。
内装にも無垢材やホタテ漆喰などの地元の自然素材がふんだんに用いられており、県外の設計者と地元の施工者が協力して完成させた雪国仕様の家づくりが評価され、審査員特別賞に選出されました。
県民投票賞
自然体で暮らせる、木を感じるちいさな住まい
応募者:有限会社日沢建設
【講評】
この作品は、外観は金属サイディングが用いられスタイリッシュでシャープな印象を受けますが、内装はスギ板のフローリングや天井には無垢材の表しが採用され、木の温もりが感じられる住宅となっています。
一般投票では、「レトロでモダンな雰囲気が好み」、「木の温もりを感じる」という声が多く寄せられ、最多得票で県民投票賞に選出されました。
その他の応募作品の紹介
住宅新築部門 作品名:季坐暮(ときざくら)
応募者:有限会社大坊建設
住宅新築部門 作品名:県産木材で建てる9坪の家
応募者:株式会社建築工房零 青森設計室
住宅新築部門 作品名:Made in AOMORI 家族が集う居心地のよい暮らし
応募者:企業組合県木住
住宅リフォーム部門 作品名:スギの木目・艶・香りを感じて暮らす温もりに包まれた空間リノベーション
応募者:有限会社キーポイントホーム
非住宅部門
木づかい賞
八戸港フェリーターミナル
応募者:
株式会社プラスニューオフィス
【講評】
この作品は、令和6年2月に供用開始された八戸市と北海道苫小牧市を結ぶフェリーターミナルです。
1階の二層吹抜けエントランスロビーには「南部菱刺し」や「南部裂織」をモチーフに南部アカマツを用いた地域性の高いデザインが採用され、木の温かみが感じられる、居心地の良い空間となっています。
夕暮れ時には正面の大きな窓から内装の木仕上げが浮かび上がり、昼間とはまた別の表情がみられるように設計されています。流通材を用いることでコストを抑える工夫も見られたほか、青森を感じさせるデザインで壁・天井を仕上げている点が評価され、木づかい賞に選出されました。